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貫通信流私擬憲法案の独自点

① 集団安全保障権の条文については、EU各国の憲法条文に倣う。

② 徴兵制は必ずしも否定しないが、代わりに『良心的兵役拒否』の定義と権利を明文化しておく。

③ 通常の国防軍(=元の自衛隊)とは別に、全く独立した指揮系統と最高司令官とを持つ『司法軍』および『監察軍』を新たに創設する。

④ 新しい人権のうち『知る権利』と『プライバシー権』が衝突したときについては、『知る権利』のほうを優先させることをあらかじめ明文化しておく。

⑤ 前項のような「新しい人権」のほかに、『抵抗権』や『革命権』といった「古くて新しい」人権の明文化についても可能性を探っておく。

⑥ 「政教分離」原則に関連して、無神論を無神「教」と見なし、他の宗教と対等平等の立場に置くことを条文内で明確化しておく。

⑦ 議会は二院制とする(小林案は一院制)。但し一部の保守派が主張するような非選挙型議会(貴族院・勅選議員など)の制度は採らない。

⑧ 弾劾裁判所の対象範囲を、裁判官から全公務員(準公務員・準々公務員を含む)にまで拡大する。

⑨ 会計検査院を『公務監察院』に、人事院を『官吏考試院』にそれぞれ拡大強化し、行政府から独立させる。

⑩ 地方行政上の行政委員会制度とレファレンダム制度とを、国政レベルでも採用する。

⑪ 非常事態条項は、全てドイツの憲法条文に倣う。

⑫ 将来の構想として、志願兵制制限選挙方式(ハインライン・デモクラシー)の導入について検討する。

⑬ 同じく将来の構想として、道州および市町村の各段階においても、それぞれ『道州軍』および『民兵隊』ならびにそれぞれとレベルを同じくする『道州司法軍』『道州監察軍』『司法民兵隊』『監察民兵隊』の創設を検討する。


 以上の箇条書きをお読みになられて、読者諸兄は一体どのような感想を抱かれただろうか? 訳の分からない単語のオンパレードに、頭が「?」マークだらけになっただろうか。それとも余りにも奇抜すぎる発想に、頭が真っ白になっただろうか(苦笑)。

 私もこんな概要だけで全体を説明できたとは到底思えないので、次回から逐次解説に入っていきたい。

(続く) 
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