FC2ブログ

買って応援! 1

↓ おい野党! 政権を批判したいなら、この問題で批判しろ!

買って応援! 2

FC2からのおすすめ

Googleからのおすすめ

Amazonからのおすすめ

楽天市場からのおすすめ

広  告  1

広  告  2

FC2拍手ランキング

RSS

日本よ、「鉄路の恩」を忘れるな! ――JR西日本列車事故に思う――(その2)

※ この記事は平成17年(キリスト歴2005年)に発生した福知山線脱線事故(死者107人、負傷者562人)を受けて書かれたものです。  古い事故ではありますが、これにより露呈された鉄道産業の諸問題は未だ解決には程遠い状態であることもあり、あえてここに再掲いたします。
 

苦悩する鉄道各社


JR西日本歴代社長
↑JR西日本歴代社長

  そもそも『利益第一主義』などというが、JR西日本に限らず鉄道会社は、今やどこも利益を大幅に減らしている。

 平成12年(キリスト歴2000年)3月に鉄道事業法が改正されて以来、地方の赤字私鉄線が次々に廃止に追いやられていることは、一部鉄道マニアを大いに嘆かせているところではあるが、事は何も地方の中小私鉄に限ったことではない。

 北海道・四国・九州のJR三島会社はとっくの昔に赤字転落済みだし、都市部の大手私鉄でも、名古屋や関西、九州の各社ではどこも急激な乗客減に苦しんでいる。プロ野球球団『近鉄バッファローズ』の消滅だって「近鉄特急の乗客数が、この10年間で半減した」などという実情を知っている者にとっては、だからあらかじめ十分に予測できたことなのである。

 今や鉄道会社で経営が安泰なのは、JR本州3社のうち西日本を除く2社と、首都圏の大手私鉄8社、および東京メトロだけなのが現状である。

 首都圏のような超巨大通勤圏を持たず、また東海道新幹線のような超ドル箱路線(なんとJR東海の総収入の8割を叩き出している!)も持たないJR西日本が利益第一主義に走ってしまったのは、実は企業としての必死の生き残り策という側面があったことも、否定できない事実なのだ。 そうした諸々の事情を無視した批判は、だから決して公正なものとは言えないであろう。 (続く)

(文責:鉄ヲタ君)


↓ 1日1回、ブログランキングを全ポチしての応援、ありがとうございます。
 
 
関連記事
スポンサーサイト



このエントリーのタグ: 鉄道 公共交通 交通政策
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す