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日本よ、「鉄路の恩」を忘れるな! ――JR西日本列車事故に思う――(その1)

※ この記事は平成17年(キリスト歴2005年)に発生した福知山線脱線事故(死者107人、負傷者562人)を受けて書かれたものです。
 古い事故ではありますが、これにより露呈された鉄道産業の諸問題は未だ解決には程遠い状態であることもあり、あえてここに再掲いたします。 

民営化の弊害?


福知山線脱線事故

  4月25日、JR宝塚線尼崎駅で起きた列車大事故について、全国各地、あらゆる立場の者から、激しい非難・罵倒がJR西日本に寄せられているという。 曰く、

①国鉄時代の安全第一主義をすっかり忘れ、利潤第一主義と成り下がった社の体質。
②そのために人員が極端に削減され、ワンマン列車や無人駅がやたらと多く作られたことによる、職員の目の届かない死角域の増大。
③そのくせATS(列車安全装置)の更新や、線路の保守作業、車両の点検作業などは、経費節減の名の元に省略化されるばかり。
④中でも特に問題なのが、他社との競合を意識するあまり作られた『アーバンネットワーク』と呼ばれる、ほんのわずかな狂いも許されないJR西日本特有の超過密ダイヤ。
⑤それを無理やり実現するために、わずか数十秒の遅れを出した運転手にさえも、まるでイジメ・虐待のごとくギリギリに締め上げるという日勤研修。
⑥それを恐れるあまり、乗客の救助よりも、自分が遅刻しないことを優先し、乗客を見捨てて職場に直行したという社員2人。
⑦その行動を非難しながらも、自分や会社に責任があるとは全く考えていないらしいJR西日本幹部の態度。
⑧「線路に置石があった」等のあからさまなデマを流し、少しでも社の責任を逃れようとする姑息な手口。
⑨そんな大惨事が起きたと知りながら、自分には無関係とばかりに呑気にボウリング大会に出かけていたという他部所の職員たち。
⑩しかもこうした一連の(JR西日本にとっての)マイナス情報を、必死で隠そうとする隠蔽体質。
⑪さらに極めつけは、これら一連の不祥事に対して打ち出された対策が、社内の連絡体制の見直しだけだったという、救いようの無い無責任体質……。

 数え上げればキリがない。

 ここまで見事にありとあらゆる不祥事が出揃ってしまっては、もはや何人たりとも、JR西日本に対し、何ら寛容な気持ちを持てなくなるのも当たり前のことだろう。

 もちろん私だって、こうした非難の多くは当然に為されて然るべきだと思うし、JR西日本幹部を始めとする事故の責任者連中には、徹底的な厳罰を処すべきだということにも異論はない。

 が、しかし。

 誰もが「JR西日本許すまじ!」一色であろうこの時期に、またこいつは天邪鬼なことを、と思われるかもしれないが、これら一連の非難のなかには「ちょっと待ってくれ」と思わず突っ込みを入れたくなるようなものが多々あることもまた、否定できない事実なのだ。 中でも特に噴飯モノなのが、左翼方面に特に多く見られる次のような批判である。

「JRがこんなにも金儲け第一主義になり、安全対策を怠るようなったのも全ては分割民営化のせいだ。『安全第一主義』の国鉄が今も健在なら、こんな大事故は決して起こり得やしなかったのに!」

 馬鹿言え!

 それなら昭和26年(キリスト歴1951年)の『桜木町事故(奇しくも死者数は今回と同じ106人)』や、昭和37年(1962年)の『三河島事故(死者数160人)』はどうなるのだ。

 いずれも国鉄時代に起こった、今回並みの大事故じゃないか!

 しかも冒頭に箇条書きで記した「JR西日本の責められるべき行動」のうち、⑥以降のものは明らかに民営化とは全く逆の「官僚的責任逃れ」の典型だろう!

 見方によっては「民営化が不徹底だからこんな大事故が起こったのだ」と言い張ることも、必ずしも不可能ではないのである。 (続く)

(文責:鉄ヲタ君)


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このエントリーのタグ: 鉄道 交通政策
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