「挑発」すら他力本願!
さて、そもそもの発端となった赤木氏の論文であるが。
未だかつて私は、こんなにヘタレな挑発というものを見た事がない!
だって赤木氏が主張しているのは、結局のところ「俺たちの問題にもっと目を向けてくれ。さもないと(自分ではない誰かが起こす)
戦争に賛成しちゃうゾ!」と駄々をこねているにすぎないのだから。
つまり赤木氏自身が
戦争を引き起こすわけではない(そんな能力、あるはずもない)。
政府与党だか財界だかといった(赤木氏にとっては)アカの他人に過ぎない誰かが、それもいつ起こすかも分からないような「
戦争」を、勝手に借用して挑発のネタに使っているのにすぎないのである。
こんな他力本願な、依存的な態度が挑発として通用すると思い込んでしまっている赤木氏のオツムも相当なものだが、それに輪をかけてラリパッパなのが、こんなヘタレな挑発にマンマと乗せられてしまった7匹の馬鹿サヨクども(および『週刊金曜日』の読者・編集者連中)である。一体なんなんだろうねこの生き物たち。ひょっとしてネタ?(嘲)。
まあ小さなサヨク村内部だけで通用する屁理屈からすれば、この馬鹿げた展開も理解できなくはない。
こんなヘタレな挑発が何故サヨク界隈でだけは通用してしまうのかついては、おおよそ次の三つの要素が奴らの内に巣食っているからだろうと推測できる。
①憲法九条を神聖不可侵な聖典と仰ぐ、狂信的平和原理主義。奴らにとってこの世に存在する唯一の「絶対悪」こそが戦争であり、ゆえにいかなる文脈であれ、ほんのちょっとでも「戦争」を肯定するかのような発言をするだけで、たちまち村全体がヒステリー状態に陥ってしまうのだろう。
②保守与党勢力はサヨクにとっての仇敵である。だからこそ彼ら保守勢力は自分たちとは真反対の「狂信的戦争原理主義者」であるはずだ、という思い込み(当然ながら事実は違う。彼ら政府与党の連中にとって戦争とはあくまでも商行為であり、徹底的な利害打算のもとに行われるべきものである。ゆえに残念ながら赤木氏の「希望」とは異なり、彼らは自分たちの得にならない戦争など絶対に起こそうとはしない〈まあイラク戦争みたいな目論見違いはあるけどね〉)。
③赤木氏のようなニート・フリーター層は、本来自分たちサヨクの支持基盤(言い換えれば金ヅル、手駒、兵隊)となるべき者達である。ゆえに哀れにも居るべき場所を間違えている彼らに正しい道筋を示し、なんとか改心させて自分たちの陣営に引き込みたい(そして金ヅル、手駒、兵隊としてこき使いたい)という下心。
もちろんこんな下心など赤木氏らニート・フリーター層からは丸見えだろう。だからこその「結局、『自己責任』ですか」なのだ。(中編)
(文責:プヲタ君)
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