FC2ブログ

プロフィール

貫通信

Author:貫通信
管理人:チームのまとめ役。普段は表に出てこない。
オカルト君:憲法問題担当。特に政教分離や皇室祭祀の問題に詳しい。
鉄ヲタ君:経済政策担当。特に物流や交通政策に詳しい。
プヲタ君:安全保障問題担当。特に武道や格闘技関係に詳しい。
アニヲタ君:文化・芸術政策担当。特に「クールジャパン」問題に詳しい。

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

カテゴリ

タグ

検索フォーム

月別アーカイブ

リンク

Twitter

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

ブロとも申請フォーム

保守左派とは何か(用語解説)

保守左派のための憲法講座

保守左派のための経済学講座

RSS

「側室」は下々から復活する!? ―皇位継承問題に関する一考察―

(皆様へ)この記事は平成16年(キリスト暦2004年)頃に某政治紙上に掲載したものです。 何分にも古い情報であり、現在の状況に合わなくなってしまっている部分も多々ありますが、皇室に対する我々の考え方をお知らせする上でも大変に貴重な情報ではないかと考え、ここに再録いたしました。 皆様にはその点を重々ご承知おきのうえで以下の文章を読み進めていただきたく、よろしくお願いいたします。

 (↓ここから本文)
 近頃よく話題にされる皇室の世継ぎ問題については、一水会代表の木村三浩氏が、もう6年以上も前に今日あることを予期して「側室制度復活論」をぶち上げていたことは、何ヶ月か前の本紙でも紹介した通りである。

 ところで最近、この木村氏の主張について、面白い人物が意見を述べているのを発見した。 ご存知、社会学者の宮台真司が、バリバリのベテラン護憲派憲法学者である奥平康弘と共著で2年ほど前(註:キリスト歴2002年のこと)に出版した『憲法対論 (平凡社新書 164)なる書のなかの一節である。

奥平康弘

 この中で奥平は、木村氏の側室制度復活論について、なんと「まことに古典的な伝統に即した正当性のある議論であるとさえ言える余地がある」と評価しているのである!(まあ賛成は絶対しないだろうけどw)

 それに対し宮台は、当然のように「そんなことをしたら国辱問題となり、子々孫々の繁栄を目指す『愛国』の本義に――従って陛下ご自身の意志に――悖る」と批判しているのだがちょっと待て。

 宮台センセイ。

 あなたは確か、いくつかの御著書で、「いまやテレビ局に勤める二十代の女性の半分は不倫している」云々といった報告をなされていませんでしたか? しかもその女性たちは、一昔前の不倫女性のように略奪婚を狙うこともなく、逆に男のほうが本気になり「妻と別れてお前と結婚する」などと言い出そうものなら、途端に気持ちが醒めてしまう――すなわち、本当は「正妻」よりも「愛人のなかのNo.1」のほうが、女にとってオイシイ立場であることに気付いてしまっている――とも。

 つまり日本では、今や厳格な一夫一妻制に基づく結婚制度などほとんど崩壊してしまい、モテる男の極端な一極集中化現象が加速していることを、ご自身で報告なされているじゃありませんか! 

 一方、『ニューズウィーク』誌の今年(註:キリスト歴2004年)の6月16日号では「おかしいぞ! 日本の結婚」と題し、事実婚や夫婦別姓はもとより、同性結婚まで認めるようになった欧米の婚姻制度にたいし、日本の婚姻制度が未だに古い、画一的な制度を保持したままなのを批判しているが、この記事もよくよく見ると、おかしなところがある。

 「個人の趣味嗜好に合った、自由で多様な婚姻制度」がそんなに良いのなら、選択肢の一つとして当然「重複婚」というものが出てきても良いはずなのに、それに関する記述が一切ないのはどういうことか?

 そこまでラディカルな結婚観を持つようになった欧米人なら、「複数の妻」や「複数の夫」を持つことも(当事者たちの合意が前提ではあるが)「個人の自由」と考えるであろうはずなのに、なぜかそういう発想が、彼らの中から全く出てくる様子がないのは不思議としか言いようがない。

 今や恋愛は、自由競争の時代である。 そしてモテる者とモテない者の格差はますます拡大し、いまや民間では、結婚制度の維持すら困難なものとなりつつある。

 もしも近い将来、下々の世界において、一夫一妻制が完全に崩壊してしまったとしたら?―― その後におよんで、皇室だけがそれを維持しようとするのは、かえって不自然なことではないのか?

 木村氏の側室制度復活論は、だから必ずしも奇矯な意見とも、反動的な意見とも言い切れないのでる。 

 問題があるとすれば、たとえ制度としての「側室」が復活したとしても、今の天皇陛下も皇太子殿下も、決して自ら進んで側室を持とうなどとは成されないだろうことくらいだろうか。

(文責:アニヲタ君)


↓ いつも応援ありがとうございます。
 
 
スポンサーサイト
このエントリーのタグ: 一水会 木村三浩 宮台真司 奥平康弘 皇室
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す